嘘や盛りすぎは時には仕事に影響する!

私は2年間医療事務の学校に通っていたのですが、どうしても別の仕事に就きたくて、他の就職先を急遽探すことになりました。卒業後に仕事を探すのでは、就職できるかどうか不安だったので、在学中になんとか仕事を決めたかったです。ですから色々と悩んだ挙句に医療事務に関連のある仕事ではあるけど、別の職種を見つけました。ようやく見つけてその面接試験を受けたのです。

受かりたかった私は面接ではしっかりした口調を心がけました。できるだけ賢そうに見せたかったです。できる人の方が採用されることは分かっていたので、自分を偽ってそのようなしっかりとした人を装いました。そして面接時に聞かれたことでも、嘘をついてしまったのです。「レセコンを使ったレセプト算定が完璧にできますか?」と聞かれて、私は「完璧にできます。」と答えました。レセコンを使ったレセプト算定なんて週に1度もやっていません。レセコンの勉強はそんなにしていませんでした。でも私はとっさに完璧だと言ってしまったのです。自分でもよく言えたものだなと思います。でも、私はその答えしか受かる方法はないと思い込んでいました。だからこそ、ここで嘘をついてしまったのです。

ついでに専門学校ではレセコンの勉強を何度もしてきたので大丈夫だの、資格もあるだの、あることないこと適当に言ってしまったと思います。これが自分の首を絞めることになろうとはその時は思っていたなかったのです。私はこのように盛りすぎたために後々苦労しました。私の選んだ仕事は人にレセコンの使い方を教える仕事です。つまりレセコンを使いこなせないことには、どうにもならない仕事だったのです。私もそんなことも知らなかったので、後で苦労しました。

採用が決まって、研修期間の3日目でテストがありました。どのようなテストかと言うとレセコンでレセプト算定を行うテストです。これが本当にできなくて、やり方が全く分からなくて、しっかりと勉強していなかったことを後悔しました。そしてその結果を見て、私がレセコンを使いこなせると思っていた人たちに驚かれました。あちらも「完璧にできます」とは聞いても、実際に完璧とは思っていなかったでしょう。それでもある程度はできるものと思われていました。それを重視して私を雇ったようです。それなのに私がレセコンを完璧どころか、全然できないことに頭を抱えていました。ここでやっと私は自分が言ってはいけない嘘をついてしまったと気づきました。

嘘がバレた後は散々このことについて、怒られました。あちらはレセコンができるつもりで雇っているのに、実はできませんなんて後から言われたのです。怒られて当たり前のことをしてしまいました。私は会社にすごく迷惑をかけてしまって、レセコンを学ぶ教室に通うことになりました。それからはとにかくレセコンのことをひとしきり学びました。分からないことも多かったけど触って見て、必死で覚えるようにしました。学校のレセコンとは少々違うタイプのレセコンだったので戸惑うこともありましたが、日に日に使い方をマスターしてきて、1か月程で人並みに使えるようになりました。長かったけど勉強しただけの成果はあったと思います。

このような失敗もありましたが、今はそれなりに仕事ができるようになって、毎日頑張っています。しかし嘘がバレはあの日のことは今でもまざまざと思い出します。たまに夢で魘されることもあって、とても怖かった思い出です。人に責められるのがあんなに怖いとは思いませんでした。面接時に嘘をついたり、話を盛ってしまうとそれが職場に迷惑をかけることもあります。なるべく嘘はつかずに誠心誠意面接官の質問に答えるようにした方がいいでしょう。私はこの面接を通して、そう思いました。